キャベツに含まれている栄養素は多く、ビタミンA、B1,B2,B3,B5,B6,B9、C、カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛...などですが、中でもビタミンCがずばぬけて豊富で、大き目の葉二,三枚で大人が一日に必要とするビタミンCをカバーできるそうです。
特に中心部にビタミンCが多く含まれているそうです。カルシウムは丈夫な骨を維持してイライラを解消し、精神を安定させる作用もあるそうですが、素晴らしいのはビタミンUとKだそうで、ビタミンUは胃腸の粘膜修復に必要なたんぱく質の合成を促進するので新陳代謝を活発化して、胃や十二指腸の潰瘍を修復もすればその発生を抑制する働きがあるそうです。
ビタミンKには、骨にカルシウムが沈着するのを助けるはたらきがあるらしく、骨粗しょう症の予防に効果があり、もしビタミンKが不足すると骨に十分なカルシウムが取り込めなくなって骨がもろくなり、貧血や大腸炎などをおこしやすくなるそうです。赤ちゃんの脳内出血を防ぐ作用も認められており、妊婦や授乳期の母親に十分とって欲しい栄養素だそうです。
キャベツの食物繊維は、便秘を改善するだけでなく、腸内環境を良好に保ち、大腸がん、高血圧、動脈硬化、糖尿病、肥満などの病気に効果のあることも判明しているそうです。キャベツの外側の葉の緑色部分には、カロチンが比較的多く含まれていて、体内で必要な量だけビタミンAに変わった残りは抗酸化物質として働くそうです。
ビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫にし、がんの予防や、活性酸素の害から身体を守る働きもあります。赤キャベツには、血栓を防止するポリフェノールが含まれているので、動脈硬化防止、免疫力増強、肝臓害抑制などの分野でも使われているそうです。
キャベツはアメリカ国立がん研究所によって提案された”デザイナーズフーズ・リスト” の中のトップグループ(ガーリック、キャベツ、カンゾウ、大豆、しょうが、にんじん、セロリ、バーズニップ)に位置づけされた食品でもあるそうです。
癌の抑制成分であるイソチオシアナートやインドール化合物、発癌物質の活性化を抑制するペルオキシダーゼなどが含まれているので、ビタミンCとともにがん予防に大きな効果があるそうです。
胃炎や胃潰瘍の人は、胃粘膜の再生を助けるビタミンUを効果的に摂取するために、キャベツの絞り汁250mlを一日二回、食前に飲むと10日ほどで効果が現れるそうです。
私がキャベツを生で食べ始めて一週間もしない内に効果が出てきたことは少しも不思議なことではなかったわけです。他にもキャベツの葉には鎮静効果があるので、葉を手でもんで患部に貼っても効果があるそうです。
キャ ベツに関してこれだけの長所があることを知ってしまうと、何で今までキャベツがこんなに素晴らしい食べ物であることを知らなかったんだろうと悔やまれてし まいそうですが、考えてみれば日本でも揚げ物やコロッケなどの脂っこい食事には昔から必ずキャベツの千切り付いています。
ドイツでも肉料理にはザワークラウト、アメリカでもステーキにコールスローが付いています。やはり昔から世界中でキャベツの効力は知られていたのです。
ちなみにドイツ料理で有名なザワークラウトは、その材料にはとても硬いWeisskohlが一番いいようですが、それは納豆と同じように発酵食品ですので納豆菌と乳酸菌の違いはあってもこれも腸には大変いいと考えられます。
そういえばキャベジンという胃腸薬がありますが、キャベジンというのはビタミンU(S-メチルメチオニン)の別称だそうですから、某製薬会社さんはキャベジンという名前をそのまま拝借してしまったのでしょうか。
西洋と東洋の間を船で旅をすると1ヶ月ほどかかりますが、特に物品を運ぶ大きな運搬船において、昔の船の乗組員は十数人必要だったそうです。ドイツの船ではその十数人がいつも無事に航海を終えますが、日本の船の場合には必ず1,2人の脚気による死者が出ていたそうです。
ドイツの船の食事にはよくザワークラウトが出てビタミンB1が補給されていましたが、日本の船員さんの場合にはそれがありませんでした。
世の中、例外は一つもなく万物に長短必ずあり。キャベツにも短所(と言えるかどうか...) があります。やたらとおならが発生します。ガスが多く発生する理由は、サツマイモに大量に含まれる食物繊維です。
大腸に入った食物繊維は、腸内細菌によって分解され、大量のガスが発生して、貯まったガスを大腸はオナラとして排出するのです。
でも出てきたオナラを嗅いでみてください。臭くありません。実は、オナラが臭い主な原因は、肉などに多く含まれるタンパク質を分解した時に発生する「硫化水素」なのです。ところがサツマイモはタンパク質が少ないのでオナラは臭くならないのです。
以上は、出典、参考書籍リストの中にあるその方面の本や、キャベツという単語で出てくるインターネットの情報ですが、ビタミンUで調べると更に下記の情報も現れます。
www.Long-lifenet.net (要約)
胃潰瘍に対してキャベツやその他の野菜に含まれる熱に弱い因子により治癒することを認め、この因子を潰瘍という言葉にちなんで名付けけられたビタミンUですが、その効果は薬理的であり...
中略
...粘膜が修復されて潰瘍の治癒につながると考えられる。
キャベツの濃縮ジュースで胃潰瘍患者に対して、90%が苦痛軽減効果を3日で表した。ビタミンUが胃潰瘍や12指腸潰瘍に対して有効であることは内外で多くの報告がある...
中略
...ビタミンUは加熱調理してもかなり安定で、60分の加熱でも70~80%のビタミンUは残存している。キャベツにはビタミンUの他に、これより10倍以上も多く含まれる含硫アミノ酸メチルシステインスルホキシド(SMCS)があります。これにはかなり強力な抗コレステロール作用があり、血漿コレステロールや肝臓コレステロール濃度でコレステロール低下作用が認められた...
中略
...ビタミンUにはこのような副作用は認められず、多くの治験例でも副作用を示した例はなく、極めて毒性の弱い物質であることは確かです。
ビタミンUは、キャベツから発見されたため「キャベジン」とも呼ばれるビタミン様物質です。「キャベジン」というと胃腸薬を思い浮かべる方も多いと思いますが胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの治癒に有効とされています。
細胞の分裂と合成をつかさどる、タンパク質の合成に欠かせない「核」という栄養素がありますがビタミンUは、この核酸の合成に不可欠です。つまり、ビタミンUが不足すると傷ついた胃腸の粘膜修復に使われるタンパク質が不足して治りが遅れる、ということになります。胃腸を健康に保つ上で、きちんと取りたい栄養素ということができます。
アトピー性皮膚炎・喘息などのアレルギー性疾患の場合腸から分解されていないタンパク質が体に入り込み、これを免疫細胞が「異物」ととらえて、IgE抗体をつくりだし、免疫システムに狂いが生じるところから起きます。
この2つをきっちり胃腸の働きで行うことでアレルギー体質は改善されて行きます。ビタミンU は、このために非常に有効な働きをしますのできちんとキャベツなどから取ることが必要です。また、ビタミンUは、アレルギー性疾患の症状をおこすヒスタミンを不活性化させる働きもあります。
ビタミンU は、
キャベツ、セロリ、レタス、アスパラガス、青のり、パセリなど、野菜に豊富に含まれていますので、野菜をたくさん食べてください。ただ、熱に弱い、という特徴を持っていますので調理の際は、手早く一気に炒める、温野菜にする、など工夫してなるべく栄養素が失われないようにすることが大切です。スープ・味噌汁にする場合は、煮汁まできちんと飲みましょう。
■注目はビタミンU
キャベツから発見されたビタミンUは、英語のulcer(潰瘍、できもの)の頭文字をとって命名されたビタミンです。 ビタミンUはキャベツだけでなく、野菜ではブロッコリーやカリフラワー、アスパラガス、ほかにも青のりや緑茶(特に玉露)など、さまざまな食品に含まれています。
■芯まで残さず食べよう
冷蔵庫の中で古くなったキャベツをついつい捨ててしまうこと、ありませんか?でもそれはもったいない!なぜなら芯のところにも、ギュッと栄養が詰まっているからです。たとえばビタミンUは、内側の葉(特に芯葉)になるほど含まれる量が多くなります。またビタミンCも外葉が一番多く、次いで芯葉のところが多くなっています。
ビタミンUは、胃腸薬にも配合されているのでわかるように、ビタミン様物質の中でも特に医薬品に近い役割をしているもののひとつです。
★胃壁表面の粘液を増やす
ビタミンUは、胃腸の粘膜を健康に保つ作用をもっています。ビタミンUが胃腸に取り込まれると、胃腸の粘膜の組織をつくり、壊れた組織の修復をしてくれます。
胃腸の粘膜は、胃腸の内面を覆う丈夫な膜のことで、その表面は粘液で潤っています。胃では、消化を助け、殺菌作用をもたらす「胃酸」と呼ばれる塩酸が分泌されていますが、この粘膜は胃内で分泌されるアルカリ性の物質や粘液によって、胃酸に侵されないような防御機能をもっています。
しかし、ストレスなどを受けると、この防御機構がきちんと働かなくなり、胃粘膜が破壊され、さらに胃の組織も損傷を受けます。こうした胃の周辺で起こる損傷が胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気です。
これに対して、ビタミンUは、傷んだ粘膜を修復する作用を促すことで、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防することになります。さらに、ビタミンUには、粘膜細胞への血流を促進する作用もあり、必要な栄養素を細胞に送るという形でも粘膜の健康を支えます。
ビタミンUには、胃酸の分泌自体を必要に応じて抑える作用をもっており、あらゆる場で、胃粘膜細胞の強化と修復に関わっていることになります。ビタミンUの潰瘍予防効果は、非常に顕著で、粘膜の補強効果は、摂取後2~3時間で現れ、潰瘍の発症を40%も抑えるという実験結果も発表されています。
★肝機能アップ
肝臓でも、細胞の新陳代謝を促し、肝臓の機能を高める作用があります。また、肝臓に脂肪がつくことを防ぎますので、脂肪肝の予防になります。
★ 抗酸化作用により、ガンや動脈硬化の予防効果
体内で増え過ぎると、ガン、動脈硬化など様々な成人病の原因となる活性酸素を除去してくれる抗酸化性を持っています。
★キャベツの由来
キャベツはギリシャの数学者ピタゴラスがその効用を説いたほどの栄養野菜で、ギリシャ時代に薬として、ローマ時代に保健食として食べられていた野菜です。
キャベツという名は、英語名のキャベジ(頭の形をした野菜の意)がなまったものです。もともとは、結球しない葉菜でしたが、品種改良が重ねられて、現在のような結球する野菜になりました。
ケルト人によって栽培化された野生種のケールがキャベツのルーツ。葉が発達し、結球したものが現在のキャベツ。花を食べるのがブロッコリーとカリフラワー。茎を食べるのがコールラビ、わき芽を食べるのが芽キャベツと分かれてきました。野菜図鑑「キャベツ」
日本へは江戸時代にオランダ人によって伝えられました。野菜として普及したのは、明治になってからです。
★キャベツの効用
●ビタミンUの働き
胃・十二指腸潰瘍の予防、 治療に効果を発揮。
胃酸の分泌を抑え、肝臓中の有害な脂肪を 減少させる効果。
硫黄、塩素等のミネラル分には胃腸を浄化し、丈夫にする 作用。
●ビタミンCの働き
抗菌作用、疲労回復、発ガンの抑制、ストレス緩和
●ビタミンKの働き
血液の凝固とその抑制、骨の健康維持
●外用薬としての働き
軽いやけどの応急手当にはキャベツの葉の湿布が良く葉の部分が熱を取り冷やしてくれます。
また、フランスでは痛風の痛みをとるのにキャベツの葉を アイロンで熱して、患部に当てるという民間療法が昔から 伝わっているそうです。
●免疫力を高め、ガン予防に効果
キャベツには「イソチオシアネート」という物質が含まれていて、免疫力を高める効果があるとともに、ガンや心臓病を防ぐ効果を持つと言われています。
世界のがん研究をリードする米国国立がん研究所は、がん予防効果の高い食品のランキングを公表しています。
キャベツは、なんと強壮効果が高いとされるニンニクに次ぐ第2位!!
キャベツに意外な効能 トンカツの付け合わせ、ロールキャベツ、野菜いため、漬物と、日本人の毎日の食生活に欠くことのできないキャベツ。このごくありふれた野菜が生活習慣病やがん、そして老化を防ぐ高い能力をもつことが、日米の最新研究でわかってきた。巻きのゆるい、若いキャベツほど体内の酸化を防ぐ効果が高いという。
世界のがん研究をリードする米国国立がん研究所は、世界中の研究データをもとにがん予防効果の高い食品が存在することを確認し、ランキングを公表している。キャベツは強壮効果が高いとされるニンニクに次ぐ第二位に位置する。
キャベツの第一の効用は、免疫力を高めることだ。免疫力が高まれば元気になり、かぜを防ぎ、がんから身を守れる。野菜の免疫力を研究している帝京大学薬学部の山崎正利教授は、「キャベツの免疫力を高める働きは医薬品並み」と話す。
いろいろな野菜をすりつぶしてマウスに食べさせ、血液中のTNF(腫瘍=しゅよう=壊死因子)という成分を調べた。TNFは白血球が分泌する物質で、ウイルスやがん細胞を殺す働きがある。その結果、キャベツは、ナスやダイコンと並んでTNFを大幅に増やすことを確認した。
その効き目は、がん治療に使う免疫療法(免疫力を高める医薬品)と同程度だった。「これほど効くとは予想していなかった。最初にデータを見た時は、実験手順を間違えたと思ったほど」と山崎教授は振り返る。
キャベツの第二の効用は、体の老化を防ぐ抗酸化力が強いこと。鉄くぎを空気中に置いておくと、やがてさびる。私たちの体内でも同じことが起こっていて、酸化が様々な病気の原因になることはすでに医学界の常識になっている。
血管が酸化されると動脈硬化が進み、やがて心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞に至る。遺伝子が酸化されるとがんができる、といった具合だ。 体内の酸化を防ぐ働きを抗酸化と呼ぶ。
北海道立花・野菜技術センターの中村隆一研究員によると「キャベツの抗酸化力はアスバラガスやブロッコリーと並んで野菜の中ではトップクラス」。
キャベツの状態や産地の違いで抗酸化力には差がある。最も高いのは「まだ成熟していない、巻きのゆるい若いキャベツ」(中村研究員)という。生育途上のキャベツは、自分の老化を防ぐための有効な成分を消費し切っていないためと考えられる。産地では、北の涼しい所で採れたキャベツの抗酸化力が強い。「南国の強い紫外線はキャベツの酸化を防ぐ成分を消費させてしまう」(中村研究員)からだ。
名古屋大学農学部の大沢俊彦教授によると、キャベツの効き目の秘密は独特の甘い「香り」から来ているという。キャベツの香りのもとは『イソチオシアナート』という成分。これががん予防などの効果を持つと考えられる」(大沢教授) イソチオシアナートは「イオウ化合物」の一種。
ニンニクの独特のにおいや、わさびのスーッとする香りもイオウ化合物が作り出している。イオウ化合物の香り成分には、がんや心臓病を防ぐ効果を持つものが多いとされている。
大沢教授は「イオウ化合物を含む野菜には独特の香りや辛みがあり、古くから薬味として珍重されてきたものが多い。香りが健康を増進することを、昔の人は経験的に知っていたのだろう」と話す。
キャベツはこれからが旬。効果を期待するには一日に50~60グラムは取りたい。生で食べるのがいいが、サラダや千切りとして食べるにはやや量が多い。いためもの、漬物、みそ汁の具にするといいだろう。食べるときには、ほのかな香りのありがたみを感じ取りたいものだ。(『日経ヘルス』編集部)(2000.5.20日本経済新聞)
中略
...キャベジンという名称がそのまま胃腸薬の商品名にもなっているように、ビタミンUは胃腸を健康に保つ働きがあり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防できることから英語で「潰瘍」を意味する「ulcer」の頭文字をとってビタミンUと名づけられました。
健康維持というよりも医薬品に近い作用があるためキャベジンと同名の商品に限らず、様々な胃腸薬の成分として使用されています。ビタミンUは、ビタミン様作用物質でありながら体内で生成されず、もともと人間の体内には存在していません。
ただ、ビタミンUが胃腸の粘膜や肝機能を正常に保つことによって健康や美容にどのような効果をもたらすのか、他にはどのような作用があるのかなど、今後の研究が期待されている栄養素でもあります。
ビタミンUの主な働きには、胃酸の分泌抑制と、胃腸粘膜の新陳代謝促進があります。胃酸とは胃液に含まれる消化液のことで、強力な酸によって胃の中の食べ物を消化したり、食べ物と一緒に入り込んだ菌の殺菌を行っています。
分厚い肉でも溶かしてしまうほど非常に強い酸性ですが、胃の内側は粘液で守られているため、胃そのものが溶かされることはありません。ところが、胃酸が過剰に分泌されると胃粘液では守りきれなくなり、胃の粘膜が傷つけられて、胃のもたれや痛み、胸やけ、吐き気などを起こし、胃炎や胃潰瘍になる可能性も高くなります。
ビタミンUは胃酸の量を調節し、過剰な分泌を抑えることで胃酸過多によるトラブルを防ぎ、胃の健康を保つことができるのです。また、ビタミンUはたんぱく質の合成に必要な栄養素でもあります。
すでに胃粘膜がダメージを受けた場合は、たんぱく質を大量に作り出すことで胃粘膜の新陳代謝を活発にして、壊れた組織を修復しやすくします。
主に胃痛や胸やけを予防・改善できる成分として胃腸薬に使用されていますが、消化管潰瘍の治癒能力を高め、回復を早める効果があることから最近では胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの治療に用いられることも多くなっています。
さらに、肝機能障害の改善にもビタミンUが役立つと言われています。
ビタミンUは肝臓の脂質を減少させ、肝機能の働きを助ける効果があるため脂肪肝(肝臓に脂肪が溜まる病気)などを予防・改善でき、現在はガンや生活習慣病を予防する抗酸化作用も期待されています。
ビタミンUは元々、キャベツの絞り汁から発見された栄養素なので当然キャベツに多く含まれています。その他、レタス、セロリ、パセリ、アスパラガス、ブロッコリーなどの野菜に多く、青海苔、牛乳、卵などにも含まれています。
ビタミンUは体内で合成できないので、その効果を得るためには食品などから摂取しなければいけません。しかし、水溶性のビタミン様作用物質であるビタミンUは水に溶けやすく、熱で壊れやすい性質を持っています。
ビタミンUを効率よく摂取するコツは、加熱せずに生のまま食べること。新鮮な生野菜を使ったサラダが最適ですが、水洗いの際にはあまり長く水にさらさないように気をつけましょう。
ちなみに、ビタミンUは酸には強いのでマヨネーズなどと一緒に食べても栄養が失われる心配はありません。
生のままでは食べづらいという場合は強火でサッと炒めるなどして加熱時間を出来るだけ短くしたり、煮物や汁物にするときはビタミンUが溶け出した汁まで飲み干す、そして、何度も温め直さないことが大切です。
ビタミンUの推奨摂取量については今のところ定められていませんが、普段から胃の痛みをよく感じる人、胃がもたれやすい人、お酒を飲む機会が多い人、胃潰瘍や十二指腸潰瘍が心配な人はビタミンUを積極的に摂取することをおすすめします。
ただし、アセトアミノフェンが配合された解熱鎮痛剤を服用している場合はキャベツの摂取を控えてください。キャベツに含まれる別の成分が、薬の作用を弱めてしまう恐れがあります。