A級戦犯

第二次世界大戦後に行われた、東京裁判(正式名:極東国際軍事裁判)という、戦勝国側が敗戦国である日本に対して行った、裁判に見せかけたリンチにて、「平和に対する罪」という、戦時中にはなかった罪(*)により、昭和天皇の誕生日に起訴された、戦争指導者と指摘された人たちのこと。

 

A級は、永久を意味するわけではなく、B級、C級よりも重罪であるというわけではなく、その種類を分けるものです。

 

東條英機(開戦当時)首相(元陸軍大将)他、当時の東條内閣閣僚を主に28人が裁判にかけられ、7人が絞首刑、1人は精神障害で免除、2人は裁判中に死亡、残りは終身刑や禁固20年などの思い刑罰を受けました。絞首刑は、皇太子明仁親王の誕生日に執行されました。

 

* 戦時中にはなかった、新しく作った罪によって訴えるということはどういうことかというと、例えばその昔、オートバイに乗るのにヘルメット着用は法律で決められていませんでした。つまり、ノーヘルが合法でした。

 

その後事故が増えて、ヘルメット着用は法で定められ、ヘルメットをかぶらずにオートバイに乗ると違法になりました。その法律ができる前にヘルメット無しでオートバイに乗っていた人たちを、後から作った法律で罰することができるでしょうか。

 

 

B級戦犯

第二次世界大戦後に、戦勝国側が敗戦国である日本に対して行った、東京裁判と言われるリンチにて定義され、49ヶ所の各地での軍事裁判で、通常の戦争犯罪という罪で、裁かれた人たち(主に軍人)。B級戦犯、C級戦犯を合わせて約1千人が死刑判決を受けたとされています。

 

 

C級戦犯

第二次世界大戦後に、戦勝国側が敗戦国である日本に対して行った、49ヶ所の各地での軍事裁判で、「人道に対する罪」という罪で、裁かれた人たち(主に軍人)。B級戦犯、C級戦犯を合わせて約1千人が死刑判決を受けたとされています。

 

ゴボウを木の根っこ、鰹節を木屑と間違えられて、そのようなものを食べさせられたという証言のみによって有罪となった人たちがいると言われています。