わりとつい最近まで、挨拶の時に握手をしないのは日本人だけではなくて中国人や韓国人も同じだと思っていました。 ところが中国人や韓国人は(自国で自国民同士でも)握手をするそうです。 それでは握手をしないのは日本人だけ? 確かタイ人は日本人と同じように、握手の代わりにお辞儀をすると思いますが、日本人と違うのは、拝むように両手を体の前で合わせるんじゃないでしたっけ?
私はお辞儀の挨拶推奨派です。 握手は衛生上いかがなものかと思うのです。 人と握手をする時、明らかに相手の掌が汗だらけで ”ニュル~” っとして大変気持ちが悪い時があります..汗。 その時は勿論ポーカーフェースでお話を済ませますが、お話が終わるや否や直ぐにトイレにに駆け込んで手を洗います。
世の中10人10色、清潔な人もいれば、そうでない人もいるので、綺麗な手の人も勿論いますが、何人かに一人は必ず掌が ”ニュル~” だし、トイレに行って手を洗わない人も結構多いのです。 つまりそういう人(男性)と握手をすると、その人のおOんOんを間接的に触ることになります..汗。
以前一度、5.000人以上社員のいる会社の創業者の御曹司社長さんとたまたま展示会の夜のパーティーの時にトイレでぱったりと会ったのですが、その彼も手を洗わないのをたまたま目撃してしまいました。 (勿論その後握手になりました..汗) あんなに育ちの良さそうなおぼっちゃん社長(とはいってももうオジさんです)が...
これってドイツ人(いえいえ、日本とタイ以外?全ての世界中の国々での)暗黙の了解でしょうか? 展示会などで自社のブースを構えて訪問者を迎えている場合は、さすがに毎回毎回トイレに手を洗いに行くわけにはいかないので、赤ちゃん用の(お尻拭き用の..汗)ウェットティッシュをブースのどこかの隅に隠しておいて握手の度に毎回拭いています。
こんなことをする私が異常なのでしょうか? ちなみにあれって消毒液が入っていて、洋服などについたシミやソース類なども直ぐになら結構落ちます。
手の衛生がどんなに大事かご存知でしょうか? まだわずか150年ほど前、ある病院では午前中に死体の解剖が行われ、その頃まだそういう習慣も知識もなかったので、それを手伝った医大生達が手を洗わずに今度は午後の出産を手伝っていたために、その病院での産後の死亡率が、自宅で産婆さんによって出産するよりも高くて嫌われていたそうです。
そういう菌の存在を明らかにしてくれた重要な一人が例えばフランスのパスツールですが、今日では信じられないお話です。 でも手の衛生はそれ程大事です。 日本はスポーツや趣味も極めるため(?)にか、どれもみんな最後に ”道” が付きますが、それにはやはり握手は似合いません。 でもそれは中国の少林寺拳法や、韓国のテッコンドウも同じではないでしょうか? 握手をしてから始めたらさまになりませんよね。
西洋人って、体の作りが違うようで腋臭の酷い人が多いようです。 もしそれらの人達がこれといったスポーツをしていない場合、頻繁にシャワーに入らないので、その腋臭が益々強烈になります(笑)。 スポーツをする人は頻繁にシャワーを浴びる癖が付いていますが、そうでないと毎日シャワーを浴びるわけではありません。 そしてもしそれらの人達の嗅覚があまり良くないと..汗。
そう言えば最近はほとんど見かけなくなりましたが、昔は宿泊するためのお部屋に浴室が付いていないことがありました。 その代わりに部屋の隅に小さな洗面所が付いていて、小さなタオルが置いてありました。 そのタオルを使って洗面器で体を拭くのです。 まるで入院中の病人のようですが... でも思い出してみるとうちの父親も昔毎日風呂に入る習慣がなかったようで(その頃子供だった私も勿論そうでしたが..汗)、父の枕が大変臭かったのを覚えています..汗。
追記: うちの会社に来るお客様でも同様に握手の後、特に ”ニュル~” の人の場合はなるべく直ぐに手を洗いますが、それを見ていた弊社のドイツ人女性スタッフが私を見て笑っているのに気が付きました。 話を聞いてみると彼女も同じだそうです。 こんなに近くにしかもドイツ人で仲間がいた... 笑。あのアインシュタインも日本に来た際に、お辞儀の文化にいたく感心したそうです。